だましを見破る:基礎編(2)

さて、今回はだましを見破る講義の第2回目です。今回も前回同様に「売り込みに来る投資案件は、全て詐欺。」に直接関係する基本原則について学びます。

基本原則2.良い話(投資案件)は、表に出ない

本当に儲かる投資案件は、先に投資上級者が手に入れて表に出て来ません。表に出ている投資案件は、誰にも見向きもされずに残ったクズな案件だけです。この基本原則から導かれる行動は、「売り込みや広告に出ている投資案件には、近づかない。逃げる。」となります。

売り込みや多くの広告が必要な投資案件は、クズ案件だから売り込みや宣伝が必要となるからです。そして、それらは営業マンや広告に多大なお金をかけても売る側が儲かるほど割高なクズ案件なのです。

 

更に投資案件ではないですが、投資の世界で売られているもので気を付けるものがあります。

注意1.投資のノウハウなどの高額な情報商材
SNS等で宣伝されている投資に関するマニュアル本などの高額な情報商材には、絶対にお金を出してはいけません

当然ですが、本当に投資に役立つノウハウならば、公開せずにだまって稼ぎ続けるだけです。投資成功者と名乗る人がノウハウを販売するのは、投資で儲けているのではなく、商材販売で儲けているからです。

注意2.投資関連の高額有料サロン
もうひとつが、いやゆるサロンです。投資情報を提供すると称する高額な会員制サロンにも絶対にお金を出してはいけません。

安価で手に入る投資情報を高い値段で買わされたり、サロン運営者だけが儲かる投資案件を買わされたりするだけです。投資に必要な市場情報を得たいならば、より安全で安価なものがいくらでもあります。それらは、追って講義で扱います。

 

とにかく、投資の世界で華々しく宣伝されている高額商材は、ほとんど詐欺です。絶対に関わってはいけません。

「有名なあの人が勧めている。」にだまされてはいけません。その有名な人も仕事だから勧めているだけです。中身を吟味して勧めている訳ではありません。多くの芸能人が詐欺案件の広告塔になり、詐欺が発覚した後に「知りませんでした。」と謝罪している姿は、お馴染みの姿です。

 

今回紹介した「良い話(投資案件)は、表に出ない」という基本原則は強力です。これを意識することで、表で紹介されている多くの投資案件について、冷静な判断が可能になると思います。

とにかく、今は「何かを勧められたら、その場では無条件で断る。逃げる。」を徹底してください。

皆様が、トラブルの無い豊かな生活を実現できるように応援します。